2018年05月09日
VFC HK416C 2012ver. 躓きホップ解消
こんにちは。今回はVFC HK416C GBBの躓きホップ解消です。
以前の記事にてHK416D 2015verをあえて2012チャンバーシステムに置き換えることによりかなりの実射安定性を引き出すことが出来ましたが、そこから最近のレシピを加えさらに精度を追求して行きました。
数値としては2012チャンバー+マルイパッキン=2mmの躓き、Gen2とかと同じですね。
それではさっそく参りましょう。
まずはインナーの調整から、今回の416Cはそもそもが2012verですのでインナーも電動式窓という古い仕様でした。溝を追加するついでに窓も拡張します。
2mmずらして溝を新設すると繋がってしまうので不要な箇所を2mmぶん埋めます。アルミ材でも真鍮材でも、ローディングの衝撃に耐えられればなんでも良いでしょう。
次にチャンバー加工です。
赤い部分を削ってパッキンの居場所とアーム先端のクリアランスを確保します。
パッキンの突出した部分をカットします。
すると先ほど薄く削り込んだチャンバーのランプ部分がGen2のスチールカラーのような役目を果たしてくるような形に。
あとはGen2編と同じくアーム先端にABSで押し部分を成型し組み込めば完成です(写真は流用)。
これでフルオートでもホップの掛かりムラが最小限となりマルイレベルまで集弾性向上できました。
416Cはまだ新型ホップverリリースされてませんし、何より既存の資産を有効活用したいという方の参考になれば幸いです。
以前の記事にてHK416D 2015verをあえて2012チャンバーシステムに置き換えることによりかなりの実射安定性を引き出すことが出来ましたが、そこから最近のレシピを加えさらに精度を追求して行きました。
数値としては2012チャンバー+マルイパッキン=2mmの躓き、Gen2とかと同じですね。
それではさっそく参りましょう。
まずはインナーの調整から、今回の416Cはそもそもが2012verですのでインナーも電動式窓という古い仕様でした。溝を追加するついでに窓も拡張します。
2mmずらして溝を新設すると繋がってしまうので不要な箇所を2mmぶん埋めます。アルミ材でも真鍮材でも、ローディングの衝撃に耐えられればなんでも良いでしょう。
次にチャンバー加工です。
赤い部分を削ってパッキンの居場所とアーム先端のクリアランスを確保します。
パッキンの突出した部分をカットします。
すると先ほど薄く削り込んだチャンバーのランプ部分がGen2のスチールカラーのような役目を果たしてくるような形に。
あとはGen2編と同じくアーム先端にABSで押し部分を成型し組み込めば完成です(写真は流用)。
これでフルオートでもホップの掛かりムラが最小限となりマルイレベルまで集弾性向上できました。
416Cはまだ新型ホップverリリースされてませんし、何より既存の資産を有効活用したいという方の参考になれば幸いです。
2018年05月03日
VFC MP7 & UMP9 躓きホップ解消(UMP9編)
躓きホップ解消UMP9編です。MP7編は分解手順も工作も多く少々ホネでしたがこちらはちょっとだけ楽ですよー。
UMPの分解方法はこちらの動画で紹介されています。
躓き量は1.5mmでした。しかも画像のように、
最初からフィーディングランプの傾斜とマルイパッキンに若干の距離が。なのでパッキンは切ってしまわず突起部分だけを1.5mm切削します。
すると、
はいピッタリですね。
続いてインナー固定溝を新設します。もともとの溝自体が1.5mm幅なので溝が繋がってしまいます。なのでアルミ材等でノズル側1.5mmを埋めます。今回はここが一番面倒でしょうか。。。(写真撮り忘れました^^;;)
続いてアームの押し位置をずらします。今回も+0.5mmの微調整含め2mm。今回はチャンバーを弄らずアームを工作します。移動量が2mm程度だと軸穴を新設したら元の穴と繋がってしまいますので。
元のアーム形状がこちらなのですが、
まずは赤い部分を切削し、
青い箇所にABSプラ板を貼付け押し位置のピークをずらしてあげます。背に貼ったのは押し量の幅を稼ぐ為です。硬化後、赤い部分を切削し成型。
あとはMP7と同じように溝を追加(写真はMP7の流用)
あとは組み立てるだけです。
これでMP7A1, MP7 NAVY, UMP9の全ての躓きが解消されマルイ並みの安定を得ることができ、軽い+かっこいい+よく当たる=楽しい!ウエポンが完成しました。
ここまでくるのに正直かなりめんどくさかったですが、ビシッと狙いどおり飛んで行く弾道をみると「あーやって良かったな」って救われます。
以上駆け足紹介でした!
(心の声)
ていうか。。。いいかげんVFC。。。GBB全般において躓き解消してよ。。。ノズル長くすればいいだけなんだから。。。
どうせオモチャなんだしどれだけリアリティ求めても多少のデフォルメ避けられないんだし。。。
2018年05月03日
VFC MP7 & UMP9 躓きホップ解消(MP7編)
皆さんこんにちは。今日は湿気がすごいことになってますね。
先日の記事にて紹介したVFC GBB HK416シリーズやTOPカートレスの躓きホップを解消できた時の快感が凄まじかったので、手持ちのMP7とUMP9も一挙解消工作してみました。
今回もノズル延長ではなくインナーバレルごとパッキンとアーム位置を移動させる方法です。ノズル延長工作できるなら行程もそれだけで済むのでオススメなのですがノズル先端は小さいうえ強度も要求されます。フライス等の精密加工できる環境や器具をもたず手作業とハンドツール加工の当方では精度や強度を確保できないのでこちらを選択せざるを得ません。
手順はほぼ416系と同じなのでここではなるべく簡素にテンポ良く紹介します。
ではMP7から行ってみましょう。分解方法はあんこ入りさんの記事にて詳しく紹介されています。
躓き距離は3mmでしたので3mm銃口側に溝を追加します。初期ロットの場合は電動ばりの小さな窓も同時に拡張。
アーム軸穴を新設。押し位置微調整のためこちらは3.5mm移動させました。穴を追加したら2.5mmのステンレス棒でアーム軸を新造します。
マルイパッキンを3mmカット。
アームに溝追加。
3mmノズル側にアームを移動させたことによる押し量不足を補うためアーム背にABSプラ板貼付け。
続いてインナーフレームのアームとの干渉部分を切削します。もちろん左右とも。
まだ終わりません。このままだとロッキングラグと飛び出たアームが干渉し閉塞不良を起こすのでこちらも切削。幅7mm、深さ4mmも見ていれば安全でしょう。形状は変わってしまいますがどうせ殆ど見えない部分なので私は気にしません。ゲームで使用したいので当たらない方がストレスです。
あとは組み立てるだけ。これでMP7は完成です。
→UMP編へ続く
先日の記事にて紹介したVFC GBB HK416シリーズやTOPカートレスの躓きホップを解消できた時の快感が凄まじかったので、手持ちのMP7とUMP9も一挙解消工作してみました。
今回もノズル延長ではなくインナーバレルごとパッキンとアーム位置を移動させる方法です。ノズル延長工作できるなら行程もそれだけで済むのでオススメなのですがノズル先端は小さいうえ強度も要求されます。フライス等の精密加工できる環境や器具をもたず手作業とハンドツール加工の当方では精度や強度を確保できないのでこちらを選択せざるを得ません。
手順はほぼ416系と同じなのでここではなるべく簡素にテンポ良く紹介します。
ではMP7から行ってみましょう。分解方法はあんこ入りさんの記事にて詳しく紹介されています。
躓き距離は3mmでしたので3mm銃口側に溝を追加します。初期ロットの場合は電動ばりの小さな窓も同時に拡張。
アーム軸穴を新設。押し位置微調整のためこちらは3.5mm移動させました。穴を追加したら2.5mmのステンレス棒でアーム軸を新造します。
マルイパッキンを3mmカット。
アームに溝追加。
3mmノズル側にアームを移動させたことによる押し量不足を補うためアーム背にABSプラ板貼付け。
続いてインナーフレームのアームとの干渉部分を切削します。もちろん左右とも。
まだ終わりません。このままだとロッキングラグと飛び出たアームが干渉し閉塞不良を起こすのでこちらも切削。幅7mm、深さ4mmも見ていれば安全でしょう。形状は変わってしまいますがどうせ殆ど見えない部分なので私は気にしません。ゲームで使用したいので当たらない方がストレスです。
あとは組み立てるだけ。これでMP7は完成です。
→UMP編へ続く