2018年05月03日
VFC MP7 & UMP9 躓きホップ解消(MP7編)
皆さんこんにちは。今日は湿気がすごいことになってますね。
先日の記事にて紹介したVFC GBB HK416シリーズやTOPカートレスの躓きホップを解消できた時の快感が凄まじかったので、手持ちのMP7とUMP9も一挙解消工作してみました。
今回もノズル延長ではなくインナーバレルごとパッキンとアーム位置を移動させる方法です。ノズル延長工作できるなら行程もそれだけで済むのでオススメなのですがノズル先端は小さいうえ強度も要求されます。フライス等の精密加工できる環境や器具をもたず手作業とハンドツール加工の当方では精度や強度を確保できないのでこちらを選択せざるを得ません。
手順はほぼ416系と同じなのでここではなるべく簡素にテンポ良く紹介します。
ではMP7から行ってみましょう。分解方法はあんこ入りさんの記事にて詳しく紹介されています。
躓き距離は3mmでしたので3mm銃口側に溝を追加します。初期ロットの場合は電動ばりの小さな窓も同時に拡張。
アーム軸穴を新設。押し位置微調整のためこちらは3.5mm移動させました。穴を追加したら2.5mmのステンレス棒でアーム軸を新造します。
マルイパッキンを3mmカット。
アームに溝追加。
3mmノズル側にアームを移動させたことによる押し量不足を補うためアーム背にABSプラ板貼付け。
続いてインナーフレームのアームとの干渉部分を切削します。もちろん左右とも。
まだ終わりません。このままだとロッキングラグと飛び出たアームが干渉し閉塞不良を起こすのでこちらも切削。幅7mm、深さ4mmも見ていれば安全でしょう。形状は変わってしまいますがどうせ殆ど見えない部分なので私は気にしません。ゲームで使用したいので当たらない方がストレスです。
あとは組み立てるだけ。これでMP7は完成です。
→UMP編へ続く
先日の記事にて紹介したVFC GBB HK416シリーズやTOPカートレスの躓きホップを解消できた時の快感が凄まじかったので、手持ちのMP7とUMP9も一挙解消工作してみました。
今回もノズル延長ではなくインナーバレルごとパッキンとアーム位置を移動させる方法です。ノズル延長工作できるなら行程もそれだけで済むのでオススメなのですがノズル先端は小さいうえ強度も要求されます。フライス等の精密加工できる環境や器具をもたず手作業とハンドツール加工の当方では精度や強度を確保できないのでこちらを選択せざるを得ません。
手順はほぼ416系と同じなのでここではなるべく簡素にテンポ良く紹介します。
ではMP7から行ってみましょう。分解方法はあんこ入りさんの記事にて詳しく紹介されています。
躓き距離は3mmでしたので3mm銃口側に溝を追加します。初期ロットの場合は電動ばりの小さな窓も同時に拡張。
アーム軸穴を新設。押し位置微調整のためこちらは3.5mm移動させました。穴を追加したら2.5mmのステンレス棒でアーム軸を新造します。
マルイパッキンを3mmカット。
アームに溝追加。
3mmノズル側にアームを移動させたことによる押し量不足を補うためアーム背にABSプラ板貼付け。
続いてインナーフレームのアームとの干渉部分を切削します。もちろん左右とも。
まだ終わりません。このままだとロッキングラグと飛び出たアームが干渉し閉塞不良を起こすのでこちらも切削。幅7mm、深さ4mmも見ていれば安全でしょう。形状は変わってしまいますがどうせ殆ど見えない部分なので私は気にしません。ゲームで使用したいので当たらない方がストレスです。
あとは組み立てるだけ。これでMP7は完成です。
→UMP編へ続く
2014年06月13日
VFC MP7 初速調整 その後
VFC MP7 初速調整、その後です。
前回は精密レンチが無く分解できなかったので、
フロートバルブを前進させることでガス流量を絞り調整。
今回は精密レンチも届いたのでバレルカットにトライします。
作業に熱中しすぎてほとんど写真がありませんがご了承ください。
まずプラリペアで盛った箇所を爪でかじって剥がし、
バルブを純正状態に戻しました。
それから2種類のバレルを用意。
マルイ用が無かったので、余ってたWE GBB用を加工。
2本ともロングバレルだったのでカット。
データが欲しかったのでそれぞれ違う長さに。
135mm(デザートイーグルと同程度)と155mmです。
もちろんこの後テーパー加工。
分解&組み立てはミリブロ「あんこが入ってます」様を参照。
とても分かりやすくまとめて下さってます。
それぞれ無事組み終わりチェック。
ついでなのでホップパッキンもマルイGホップに換えました。
どちらも室温24℃、134aガス使用。
0.2gエクセルバイオ、適正ホップ。
まずは135mmバレル。
常温では初弾81m/secとなりました。
それからマガジンをPC放熱ファンの前に放置でギンギンに加熱。
加熱後のMAXは90m/secとなりました。
次に155mmバレル。
常温初弾86m/secとなりました。
それから同じように加熱。
加熱後のMAXは97m/secとなりました。
もうこれ以上は無理ってくらい温めた上での計測値なので、
自分は155mmバレルをチョイスすることにしました。
今回の実験で、
VFC MP7は温度変化による初速変動が激しいことが伺えます。
短いバレルに換えてもここまで顕著なのは驚きです。
マルイやKSCではほとんど変動ありませんでした。
国産ならではの安心設計でしょうか、これは好感が持てますね。
これからの季節、少しでもご参考になれば幸いです。
ただ今回はWEのバレルでしたが、メーカーによって内径は違います。
なのでカスタム後は必ずご自分で計測されるようお願いします。
<追記>
今日は真夏の野外を想定できるいい天気だったので、
マガジンを太陽光にさらして実験しました。
10分ほどしか放置していないのにマガジンは素手だとつらいくらい加熱。
明らかに温風で温めた時より熱く規定値越えが想定できたので、
念のため135mmに戻すことにしました。
恐るべし太陽光と黒いもの。
皆さんもお気をつけ下さい(まあ普通こんな使い方しませんが^o^;)。
前回は精密レンチが無く分解できなかったので、
フロートバルブを前進させることでガス流量を絞り調整。
今回は精密レンチも届いたのでバレルカットにトライします。
作業に熱中しすぎてほとんど写真がありませんがご了承ください。
まずプラリペアで盛った箇所を爪でかじって剥がし、
バルブを純正状態に戻しました。
それから2種類のバレルを用意。
マルイ用が無かったので、余ってたWE GBB用を加工。
2本ともロングバレルだったのでカット。
データが欲しかったのでそれぞれ違う長さに。
135mm(デザートイーグルと同程度)と155mmです。
もちろんこの後テーパー加工。
分解&組み立てはミリブロ「あんこが入ってます」様を参照。
とても分かりやすくまとめて下さってます。
それぞれ無事組み終わりチェック。
ついでなのでホップパッキンもマルイGホップに換えました。
どちらも室温24℃、134aガス使用。
0.2gエクセルバイオ、適正ホップ。
まずは135mmバレル。
常温では初弾81m/secとなりました。
それからマガジンをPC放熱ファンの前に放置でギンギンに加熱。
加熱後のMAXは90m/secとなりました。
次に155mmバレル。
常温初弾86m/secとなりました。
それから同じように加熱。
加熱後のMAXは97m/secとなりました。
もうこれ以上は無理ってくらい温めた上での計測値なので、
自分は155mmバレルをチョイスすることにしました。
今回の実験で、
VFC MP7は温度変化による初速変動が激しいことが伺えます。
短いバレルに換えてもここまで顕著なのは驚きです。
マルイやKSCではほとんど変動ありませんでした。
国産ならではの安心設計でしょうか、これは好感が持てますね。
これからの季節、少しでもご参考になれば幸いです。
ただ今回はWEのバレルでしたが、メーカーによって内径は違います。
なのでカスタム後は必ずご自分で計測されるようお願いします。
<追記>
今日は真夏の野外を想定できるいい天気だったので、
マガジンを太陽光にさらして実験しました。
10分ほどしか放置していないのにマガジンは素手だとつらいくらい加熱。
明らかに温風で温めた時より熱く規定値越えが想定できたので、
念のため135mmに戻すことにしました。
恐るべし太陽光と黒いもの。
皆さんもお気をつけ下さい(まあ普通こんな使い方しませんが^o^;)。
2014年06月03日
VFC MP7 初速調整
相変わらず調子のいいVFC MP7A1。
ただ今日の室温で約96m/secと、真夏ではヤバい予感。
なので初速調整しました。
インナーカットで良さそうでしたが、バラすの面倒らしいので他の方法で。
RA-TECHのNPASをヒントに、バルブ位置をずらすことでガス流量を変えます。
これが純正のまま。矢印の部分を嵩上げします。
ちなみにバルブスプリングはJP仕様。
赤い部分をプラリペアで1mmほど嵩上げしました。
でも成型が面倒だったのでプラ板を瞬着で付けるほうが楽だと思います。
これで常温で約76m/sec。
マガジンをバッキバキに温めても最大96m/secと理想の数値になりました。
もうすでにフィールドチェックで規定値オーバーの噂もチラホラ聞きます。
皆さんもこれからの季節、ゲーム使用の前には是非ご準備を。
ただ今日の室温で約96m/secと、真夏ではヤバい予感。
なので初速調整しました。
インナーカットで良さそうでしたが、バラすの面倒らしいので他の方法で。
RA-TECHのNPASをヒントに、バルブ位置をずらすことでガス流量を変えます。
これが純正のまま。矢印の部分を嵩上げします。
ちなみにバルブスプリングはJP仕様。
赤い部分をプラリペアで1mmほど嵩上げしました。
でも成型が面倒だったのでプラ板を瞬着で付けるほうが楽だと思います。
これで常温で約76m/sec。
マガジンをバッキバキに温めても最大96m/secと理想の数値になりました。
もうすでにフィールドチェックで規定値オーバーの噂もチラホラ聞きます。
皆さんもこれからの季節、ゲーム使用の前には是非ご準備を。