2015年11月24日
VFC GBB 416/M4 調整③
VFC GBB HK416D調整の続きです。
今回は低すぎる初速をどうにかしたいと思います。
まずはノズルのチェック。
同社416Cとの比較です。
どちらも2015verなのですが、416CはNPAS仕様で416Dはなぜかオミットされてます。
MP7等で国内規定値オーバーが多数報告されたのでその対策でしょうか?
ガスルートを覗くと416Dのバルブはかなり前方にセットされてるのが見えます。
このせいでガスの流量が大幅に制限されてると思われますので、このバルブを後ろにしてやることで初速アップが見込めます。
それでは早速とりかかりましょう。
ちなみに416Cのバルブはマガジン熱々にしても規定値を越えない絶妙なところでNPASを固定してます。
まずはノズルの分解です。
ノズルリターンスプリングを固定するEリングとノズルガイドを外してボルトからノズルを取り出し、さらにノズル後端の割りピンを1本抜けばノズルが分解できます。
ノズルを分解するとこんな感じ。
このアルミパーツの突起でバルブ位置を決めてるので、この先端を少し削ってやればバルブが後ろに来るという仕組みです。
調整がシビアなので削りすぎないよう慎重に。
自分は最初から1mm程度削ってしまったところ、ほとんどブローバックしないヘンテコな挙動に陥りました。
ガスが切れかけた時の高速で「プスププププププ…」みたいな現象。
バルブを後ろにしすぎたみたいで負圧式がうまく作動しなくなったようです。
なのでバルブスプリングを弱くしてあげます。
たまたま持ってたストライクアームズさんのWEM4用バルブSPとサイズがピッタリだったので試してみました。
一番レートの弱い赤SPです(組み込む前に写真撮り忘れてたので編集画像にて失礼、実物はもっと線径が細い)。
するとブローバックは快適作動に戻りましたが、初速がとんでもないことに。。。
このままではマガジンちょっとあっためるだけで規定値オーバー確実と思われたので、先ほど削った部分をアルテコで肉盛りするハメになりました。
それから削っては計測、削っては計測を繰り返し最適なところまでひたすら頑張りました。
ノズルの分解、組み立ては面倒ですが、この作業は横着しないほうが逆にあとあと楽です。
なんだかんだ紆余曲折ありましたが、結果として満足のいく仕様に落ち着きました。
最初から削り値が適正ならフローバルブSPは純正でも問題ないかもしれませんが、赤SPのままでも絶好調なので今回はそこまで検証しません。
さすがに疲れちゃったかな(苦笑)
ここで結論。
素直にNPASノズルに交換した方が楽!
でした(汗)
「どうしても余計な出費を抑えたい」「工作や調整が大好き」「NPASは嫌いだ」って方は自己責任にてお試しあれ。
ちなみにVFC純正ノズルを買えばNPAS内蔵されてますよ(ロットによっては内蔵されてない物もあるらしいので要事前確認)。
ということは今回の固定バルブ仕様ってのも国内向けのデチューンなのかな。
コアユーザーには一手間かかる改良ですが、VFCにとって新規ライトユーザー開拓には妥当な判断なのでしょう。
今回は低すぎる初速をどうにかしたいと思います。
まずはノズルのチェック。
同社416Cとの比較です。
どちらも2015verなのですが、416CはNPAS仕様で416Dはなぜかオミットされてます。
MP7等で国内規定値オーバーが多数報告されたのでその対策でしょうか?
ガスルートを覗くと416Dのバルブはかなり前方にセットされてるのが見えます。
このせいでガスの流量が大幅に制限されてると思われますので、このバルブを後ろにしてやることで初速アップが見込めます。
それでは早速とりかかりましょう。
ちなみに416Cのバルブはマガジン熱々にしても規定値を越えない絶妙なところでNPASを固定してます。
まずはノズルの分解です。
ノズルリターンスプリングを固定するEリングとノズルガイドを外してボルトからノズルを取り出し、さらにノズル後端の割りピンを1本抜けばノズルが分解できます。
ノズルを分解するとこんな感じ。
このアルミパーツの突起でバルブ位置を決めてるので、この先端を少し削ってやればバルブが後ろに来るという仕組みです。
調整がシビアなので削りすぎないよう慎重に。
自分は最初から1mm程度削ってしまったところ、ほとんどブローバックしないヘンテコな挙動に陥りました。
ガスが切れかけた時の高速で「プスププププププ…」みたいな現象。
バルブを後ろにしすぎたみたいで負圧式がうまく作動しなくなったようです。
なのでバルブスプリングを弱くしてあげます。
たまたま持ってたストライクアームズさんのWEM4用バルブSPとサイズがピッタリだったので試してみました。
一番レートの弱い赤SPです(組み込む前に写真撮り忘れてたので編集画像にて失礼、実物はもっと線径が細い)。
するとブローバックは快適作動に戻りましたが、初速がとんでもないことに。。。
このままではマガジンちょっとあっためるだけで規定値オーバー確実と思われたので、先ほど削った部分をアルテコで肉盛りするハメになりました。
それから削っては計測、削っては計測を繰り返し最適なところまでひたすら頑張りました。
ノズルの分解、組み立ては面倒ですが、この作業は横着しないほうが逆にあとあと楽です。
なんだかんだ紆余曲折ありましたが、結果として満足のいく仕様に落ち着きました。
最初から削り値が適正ならフローバルブSPは純正でも問題ないかもしれませんが、赤SPのままでも絶好調なので今回はそこまで検証しません。
さすがに疲れちゃったかな(苦笑)
ここで結論。
素直にNPASノズルに交換した方が楽!
でした(汗)
「どうしても余計な出費を抑えたい」「工作や調整が大好き」「NPASは嫌いだ」って方は自己責任にてお試しあれ。
ちなみにVFC純正ノズルを買えばNPAS内蔵されてますよ(ロットによっては内蔵されてない物もあるらしいので要事前確認)。
ということは今回の固定バルブ仕様ってのも国内向けのデチューンなのかな。
コアユーザーには一手間かかる改良ですが、VFCにとって新規ライトユーザー開拓には妥当な判断なのでしょう。
2015年11月23日
VFC GBB 416/M4 調整②
相変わらずVFC新製品2015verGBB MK18/MK12/M4が盛り上がりをみせてますね。
こちらはVFC HK416D 2015ver調整の続きです。
今回はチャンバー周りの調整。
純正のままだとパッキン突起部が長掛け型なので超鬼ホップ、しかも弾道がバラバラだったりとゲーム運用には厳しい状態。
これをなんとかしたいと思います。
実は初速もあまり出てないのですが先にそっち調整しちゃうとチャンバー弄ったあとにオーバー値でたら再調整となり面倒なので、まずはチャンバー周りから行くことにしました。
まず形状を確認すると2015verチャンバーシステムはパッキンを突出させてフィーディングランプの機能も兼ねさせる構造。
軟質素材が剥き出しですが、大丈夫なのかなこれ?(苦笑)
パッキンの形状はマルイのGパッキンの耳を切り飛ばせば流用可能です。
下の写真はハサミで切っただけですが、この後バリや出っ張りはリューターでキレイにならします。
早速マルイに交換してみましたが初速がバラつきます。
30〜60m/secくらいと、ほんとバラバラです。
う〜ん。。。VFCパッキンに比べマルイパッキンは柔らかいので、発射時のガスの圧力膨張に負けてランプに突出してる部分の気密が悪くなるのが原因と睨みましたが、実際のところはどうなんでしょうね。
ってことで思い切ってここはチャンバーシステムを2012verに戻す方向でリトライしてみます。
といいますのも、先にゲットしてた416Cのチャンバーシステムは2012verだったんですよね。
その時にこのレシピが結構よかったので416Dでも再現してみます。
まずはパーツ調達ですが、今回はM.I.Uエアソフトさんで購入。
形状をみると2012verチャンバーシステムはフィーディングランプが一体型の亜鉛製になってます。
他のガスブロでもよく見る典型的な形状ですね。
これにマルイパッキンを仕込むには長過ぎるので少しカットします。
だいたい4mmくらい目安ですが気密に関する部分なので3mm程度ハサミで切って、あとはリューターで少しずつ現物合わせしながら慎重に削っていきます。
また、押しゴムも長掛け平面押しタイプなので、これも2012verチャンバーに付属の円柱ゴムに変更です。
これで無事マルイパッキンセットできました。
初速は50m/secあたりで落ち着き、弾道もバッチリ素直になりました(後に発売されたGen2箱出しよりも確実に集弾性あがってます)。
フルで若干バラつく傾向はありますがガスブロとしては及第点と思われます。
ただ個体差もあるでしょうし、チャンバーそのままのパッキン交換だけでイイトコまで詰められたらラッキーですよね。
次回は低い初速をイイトコまでアップさせたいところ。
マガジンには問題なさそうなのでバルブ調整にトライしたいと思います。
2015verはNPASがオミットされてるので面倒なことになりそうですが。。。
※こちらも後にごく簡単な方法で解決!
こちらはVFC HK416D 2015ver調整の続きです。
今回はチャンバー周りの調整。
純正のままだとパッキン突起部が長掛け型なので超鬼ホップ、しかも弾道がバラバラだったりとゲーム運用には厳しい状態。
これをなんとかしたいと思います。
実は初速もあまり出てないのですが先にそっち調整しちゃうとチャンバー弄ったあとにオーバー値でたら再調整となり面倒なので、まずはチャンバー周りから行くことにしました。
まず形状を確認すると2015verチャンバーシステムはパッキンを突出させてフィーディングランプの機能も兼ねさせる構造。
軟質素材が剥き出しですが、大丈夫なのかなこれ?(苦笑)
パッキンの形状はマルイのGパッキンの耳を切り飛ばせば流用可能です。
下の写真はハサミで切っただけですが、この後バリや出っ張りはリューターでキレイにならします。
早速マルイに交換してみましたが初速がバラつきます。
30〜60m/secくらいと、ほんとバラバラです。
う〜ん。。。VFCパッキンに比べマルイパッキンは柔らかいので、発射時のガスの圧力膨張に負けてランプに突出してる部分の気密が悪くなるのが原因と睨みましたが、実際のところはどうなんでしょうね。
ってことで思い切ってここはチャンバーシステムを2012verに戻す方向でリトライしてみます。
といいますのも、先にゲットしてた416Cのチャンバーシステムは2012verだったんですよね。
その時にこのレシピが結構よかったので416Dでも再現してみます。
まずはパーツ調達ですが、今回はM.I.Uエアソフトさんで購入。
形状をみると2012verチャンバーシステムはフィーディングランプが一体型の亜鉛製になってます。
他のガスブロでもよく見る典型的な形状ですね。
これにマルイパッキンを仕込むには長過ぎるので少しカットします。
だいたい4mmくらい目安ですが気密に関する部分なので3mm程度ハサミで切って、あとはリューターで少しずつ現物合わせしながら慎重に削っていきます。
また、押しゴムも長掛け平面押しタイプなので、これも2012verチャンバーに付属の円柱ゴムに変更です。
これで無事マルイパッキンセットできました。
初速は50m/secあたりで落ち着き、弾道もバッチリ素直になりました(後に発売されたGen2箱出しよりも確実に集弾性あがってます)。
フルで若干バラつく傾向はありますがガスブロとしては及第点と思われます。
ただ個体差もあるでしょうし、チャンバーそのままのパッキン交換だけでイイトコまで詰められたらラッキーですよね。
マガジンには問題なさそうなのでバルブ調整にトライしたいと思います。
2015verはNPASがオミットされてるので面倒なことになりそうですが。。。
※こちらも後にごく簡単な方法で解決!
2015年11月22日
VFC GBB 416/M4 調整①
みなさんこんにちは。
巷ではVFCのGBB M4/MK18/MK12が多いに盛り上がってますね。
欲しいのはやまやまなのですが「自分は装備系ではないので」という理屈を自分に言い聞かせながら、サドパからレシーバーやら何やらがリリースされるのを期待しつつしばらく様子見かなぁ。(でもやっぱ欲しいけど!)
今回は先日ゲットしたVFC HK416D 2015 ver.の調整をしてみます。
実はそれ以前に416C 2015 ver.もゲットしたのていたのですが少しずつ仕様が違うのでそれも参照しながら進めました。
おそらくM4系にも共通する可能性もありますのでご参考になれば幸いです。
まず最初に推奨するポイントです。
よくスチールのインサートがあるにも関わらずボルトキャッチが掛からなくなる、との報告がありますが、自分の416CもDももれなくこの症状に陥りました。
ほんと、両方とも購入してから10マグ程度で。
これはボルトキャッチ組付けのクリアランスが大きすぎるのが要因と思われます。
グラグラしてて掛かりが甘くなっちゃうんでしょうか、また甘いままボルトに激突繰り返すもんで盛大にインサートが削れていきます。
リューターで削って整形すれば急場は凌げますがまたすぐに再発するのが厄介。
なのでボルトキャッチのガタを無くすため、電動ガン用のシムをかまします。
現物合わせで0.3mmのものがピッタリでした。
シムセットの物は外形が大きすぎで目立つので、海外メカボに入ってた外形小さめのものを黒く塗り再利用しました。
これでボルトキャッチが掛かりやすくなり、またインサートの傷みを大幅に遅らせることが出来ます。
もしお持ちの個体にガタがあれば、症状が出る前に対処することを強くお勧めします。
自分はこれでしばらく運用してますが、今のところバッチリホールドオープンしてます。
次回はてんでバラバラな集弾性や初速の改善にトライしたいと思います。
巷ではVFCのGBB M4/MK18/MK12が多いに盛り上がってますね。
欲しいのはやまやまなのですが「自分は装備系ではないので」という理屈を自分に言い聞かせながら、サドパからレシーバーやら何やらがリリースされるのを期待しつつしばらく様子見かなぁ。(でもやっぱ欲しいけど!)
今回は先日ゲットしたVFC HK416D 2015 ver.の調整をしてみます。
実はそれ以前に416C 2015 ver.もゲットしたのていたのですが少しずつ仕様が違うのでそれも参照しながら進めました。
おそらくM4系にも共通する可能性もありますのでご参考になれば幸いです。
まず最初に推奨するポイントです。
よくスチールのインサートがあるにも関わらずボルトキャッチが掛からなくなる、との報告がありますが、自分の416CもDももれなくこの症状に陥りました。
ほんと、両方とも購入してから10マグ程度で。
これはボルトキャッチ組付けのクリアランスが大きすぎるのが要因と思われます。
グラグラしてて掛かりが甘くなっちゃうんでしょうか、また甘いままボルトに激突繰り返すもんで盛大にインサートが削れていきます。
リューターで削って整形すれば急場は凌げますがまたすぐに再発するのが厄介。
なのでボルトキャッチのガタを無くすため、電動ガン用のシムをかまします。
現物合わせで0.3mmのものがピッタリでした。
シムセットの物は外形が大きすぎで目立つので、海外メカボに入ってた外形小さめのものを黒く塗り再利用しました。
これでボルトキャッチが掛かりやすくなり、またインサートの傷みを大幅に遅らせることが出来ます。
もしお持ちの個体にガタがあれば、症状が出る前に対処することを強くお勧めします。
自分はこれでしばらく運用してますが、今のところバッチリホールドオープンしてます。
次回はてんでバラバラな集弾性や初速の改善にトライしたいと思います。
2015年11月20日
TOP M4 ホップ問題、この辺で手打ちか
みなさんこんにちは。久々のTOP M4 カートレスのホップ調整ネタです。
某中華屋さんのブログで紹介されていた方法等(マスキングテープ使うやつ)も試してみましたが、鬼ホップが改善されるだけで残念ながら集弾性が良くなることはありませんでした。
なので自分なりに時間を見つけては少しずつ実験してきた結果、下記のレシピに落ち着きましたので駆け足で紹介させていただきます(ちなみに前回のレシピは気温なのか何なのか、日によって安定性に欠けてました)。
写真を撮っていなかったのでイラストでご了承下さい(すみません、さんざん弄くり回したので再度分解してまで撮り直す気力がありませんでした^o^;)。
あと、最初に断っておきますがフルオートは封印です(苦笑)
まずはマルイのG-HOPパッキンを用意します
そして耳を切り飛ばします
マルイパッキンはTOPパッキンより肉厚でノズルと干渉し、そのままでは閉塞不良を起こします
純正パッキンとノズルとにらめっこしながら現物合わせでマルイパッキンを加工します
<追記>
奥行き2mm程度から始めてみることをお勧めします
面倒ですが現物合わせで慎重に
閉塞を起こさないギリギリのラインじゃないと気密漏れの可能性もありますので
こんな感じになればOKです
TOP純正バレルにはG-HOPのズレ留めの溝が無いので溝を掘ります(掘らなくても強引に押し込めばセットできたのは確認済み)
続いてホップアームの加工です
マルイパッキンにすると逆にホップの掛かりが甘くなります
なので、
ホップダイアルとの接点をプラリペア等で量増しします
ここも現物合わせです
パッキンはTOPに比べマルイの方が長さ的に寸足らずですが問題なく弾はロードされます。
これでセミオートはかなりの精度を出せました。
ただフルオートは依然ダメダメです。
しかしながらバラ撒くタイプの銃ではないですし、自分もゲームではセミ派なのでもうこの辺で手打ちとします。
このレシピの特徴としてホップを掛けていくほうが初速が上がる傾向にあります。
あと、純正バレルだと弾道が右に逸れていたので自分は社外製に交換しました。この辺は個体差と思いますがどうしても安定しない方はバレルも疑ってみて下さい。
フルオート安定レシピ考案された勇者、そろそろ現れないかな〜
某中華屋さんのブログで紹介されていた方法等(マスキングテープ使うやつ)も試してみましたが、鬼ホップが改善されるだけで残念ながら集弾性が良くなることはありませんでした。
なので自分なりに時間を見つけては少しずつ実験してきた結果、下記のレシピに落ち着きましたので駆け足で紹介させていただきます(ちなみに前回のレシピは気温なのか何なのか、日によって安定性に欠けてました)。
写真を撮っていなかったのでイラストでご了承下さい(すみません、さんざん弄くり回したので再度分解してまで撮り直す気力がありませんでした^o^;)。
あと、最初に断っておきますがフルオートは封印です(苦笑)
まずはマルイのG-HOPパッキンを用意します
そして耳を切り飛ばします
マルイパッキンはTOPパッキンより肉厚でノズルと干渉し、そのままでは閉塞不良を起こします
純正パッキンとノズルとにらめっこしながら現物合わせでマルイパッキンを加工します
<追記>
奥行き2mm程度から始めてみることをお勧めします
面倒ですが現物合わせで慎重に
閉塞を起こさないギリギリのラインじゃないと気密漏れの可能性もありますので
こんな感じになればOKです
TOP純正バレルにはG-HOPのズレ留めの溝が無いので溝を掘ります(掘らなくても強引に押し込めばセットできたのは確認済み)
続いてホップアームの加工です
マルイパッキンにすると逆にホップの掛かりが甘くなります
なので、
ホップダイアルとの接点をプラリペア等で量増しします
ここも現物合わせです
パッキンはTOPに比べマルイの方が長さ的に寸足らずですが問題なく弾はロードされます。
これでセミオートはかなりの精度を出せました。
ただフルオートは依然ダメダメです。
しかしながらバラ撒くタイプの銃ではないですし、自分もゲームではセミ派なのでもうこの辺で手打ちとします。
このレシピの特徴としてホップを掛けていくほうが初速が上がる傾向にあります。
あと、純正バレルだと弾道が右に逸れていたので自分は社外製に交換しました。この辺は個体差と思いますがどうしても安定しない方はバレルも疑ってみて下さい。
フルオート安定レシピ考案された勇者、そろそろ現れないかな〜
2015年11月07日
LCT Vityaz 分解
LCT LCT PP-19-01 Vityaz 分解成功しました。
このピンが抜けなかった件です。
より均一にチカラを加えやすいようにこんなモノを用意しました。
ガスブロのバルブを分解するために自分で加工したマイナスドライバー。この切りカキのおかげでよりピン溝に深く食い込ませることが出来ます。
そしてテコの原理を使うため支点となる硬いもの。何でも良いですが今回はステンナット。ただ高さを溝近くに合わせた方がうまくいきやすいです。
本体にキズをつけないようマスキングして、
一番ピンに近く最も硬そうな場所、トラニオンブロック(赤矢印の場所)に置いてテコにします。作用点であるピン溝にドライバーを挿し、力点である黄色矢印をハンマーで叩いていきます。
抜けました〜(嬉)
あとはいつも通りバラしていくだけです。レシーバーが短くなったぶん、チャンバー&メカボを摘出する際に少しコツがいりますが、アウターを完全に抜いてインナーとメカボをくの字に折るように引っ張り出せば問題なくバラせます。
ひょっとしたら切りカキ無しのドライバーでもいけるかもしれませんが、ご参考まで。
2015年11月06日
LCT Vityaz 来ました
久しぶりの記事投稿です。
LCT PP-19-01 Vityaz ゲットしましたので気になるところを駆け足でレビューします。
ロアハンドガードは早速交換してみました。LCT純正パーツですがポン付けとは行きませんでした。特徴的なマガジンハウジングのパーツ分レシーバーの厚みが増してるのでハンドガードを少し切削加工してます。
近距離サイト。
AKS74Uはフルサイズレシーバーでレシーバーより前方(ハンドガードやバレル)を短くすることでショート化しているが、Vityazはレシーバー自体(前方)をカッタウェイすることで全体的にショート化されてます。ハンドガード自体はフルサイズ。これによりAKS74Uとフルサイズのハイブリッドなディテールとなってます。刻印はトラニオンブロックからレシーバーへ。
マズルは14mm逆ネジ。
そしてモールドだったバレル固定ピンが別パーツで再現。
反対側はストックを畳んだ時に固定するフックの役割と、バレルの固定を兼ねてます。これまでバレルの固定はトラニオンブロックにあるイモネジで行ってたが、コイツはイモネジとこのバレル固定ピンで行っている。しかもバレル固定ピンはさらに隠しイモネジで抜け防止。おかげで剛性はかなり上がっていると思われます。
ただ残念ながらこのピンは貫通してない様子(左右2ピース構造)。レシーバーが短くなったおかげでちょうど画像のところにホップアームがせり出し、そのため貫通させられなかったのでしょう。
この貫通してないってのが後々厄介で。。。
メカボを摘出しようと思ってもこちら側から叩いてピンを抜くことが出来ず、しかもガチガチに刺さってるのでプライヤーなんかでも引っ張って抜くのが困難。強引にやればピンがズタズタになりそう(汗)
なんかいいコツ無いかな。。。
ホップ調整も短くなったレシーバー分、少し奥まっていて面倒くさい。それにバッテリーの出し入れの時にせっかく調整したレバーが盛大にズレる可能性大。
穴空きシリンダーで初速は93〜95m/secとベストなゾーン。また、ホップを掛けていっても初速が下がりにくいので箱出しスペックとしてはいい感じ。
ですがたまに起こる2発給弾がどーしても気になるなぁ。やっぱメカは早めにバラして調整したいところですね。
どーしよっかなー、ピン。。。(苦笑)
LCT PP-19-01 Vityaz ゲットしましたので気になるところを駆け足でレビューします。
ロアハンドガードは早速交換してみました。LCT純正パーツですがポン付けとは行きませんでした。特徴的なマガジンハウジングのパーツ分レシーバーの厚みが増してるのでハンドガードを少し切削加工してます。
近距離サイト。
AKS74Uはフルサイズレシーバーでレシーバーより前方(ハンドガードやバレル)を短くすることでショート化しているが、Vityazはレシーバー自体(前方)をカッタウェイすることで全体的にショート化されてます。ハンドガード自体はフルサイズ。これによりAKS74Uとフルサイズのハイブリッドなディテールとなってます。刻印はトラニオンブロックからレシーバーへ。
マズルは14mm逆ネジ。
そしてモールドだったバレル固定ピンが別パーツで再現。
反対側はストックを畳んだ時に固定するフックの役割と、バレルの固定を兼ねてます。これまでバレルの固定はトラニオンブロックにあるイモネジで行ってたが、コイツはイモネジとこのバレル固定ピンで行っている。しかもバレル固定ピンはさらに隠しイモネジで抜け防止。おかげで剛性はかなり上がっていると思われます。
ただ残念ながらこのピンは貫通してない様子(左右2ピース構造)。レシーバーが短くなったおかげでちょうど画像のところにホップアームがせり出し、そのため貫通させられなかったのでしょう。
この貫通してないってのが後々厄介で。。。
メカボを摘出しようと思ってもこちら側から叩いてピンを抜くことが出来ず、しかもガチガチに刺さってるのでプライヤーなんかでも引っ張って抜くのが困難。強引にやればピンがズタズタになりそう(汗)
なんかいいコツ無いかな。。。
ホップ調整も短くなったレシーバー分、少し奥まっていて面倒くさい。それにバッテリーの出し入れの時にせっかく調整したレバーが盛大にズレる可能性大。
穴空きシリンダーで初速は93〜95m/secとベストなゾーン。また、ホップを掛けていっても初速が下がりにくいので箱出しスペックとしてはいい感じ。
ですがたまに起こる2発給弾がどーしても気になるなぁ。やっぱメカは早めにバラして調整したいところですね。
どーしよっかなー、ピン。。。(苦笑)