2020年11月30日
VFCにGHKを移植 ボルトキャッチをマッチョに!!
VFC GBB MK18mod1 2017ver この季節でもフロンでバリバリ動く名機ですが、残念なことにボルトキャッチがペラペラ。すぐにボルト側のインサートも潰れたりリテーナーやレシーバーも変形したりボルトストップがボルトの中に巻き込まれたりと散々です。
これをどうにかしたいとずっと思ってましたが良いアイデアが浮かばず、そんな中GHKを手にしたことで転機が。GHKってCO2でガシガシ運用しても壊れる気配がないんですよね。VFCは材質の問題と機構自体の問題があり難敵でしたが、いっそGHKのガチムチマッチョな機構をまんま移植してやれと。
手間かかるので真似する方はいないと思いますが備忘録として日記をつけますので駄文ご容赦ください。
まずはVFCのリテーナーにGHKのキャッチをセットできるよう掘り込みます。後ろの羽はレシーバーの高さに合わせてカットしましたが2〜3mm残しても良かったかもしれません。
ボルトの頭の位置を高くするためワッシャーで底上げ。これはGHKパーツの抜け留め対策です。ボルトも長いのを準備します。パーツの動きを妨げないようワッシャーの外周はボルト頭と同じくらいまで削っています。
ひたすら現物あわせで当たる部分を削ります。ちなみに矢印の面は削ってはいけません。後述します。
肩の部分もカット、穴も少しだけ拡張。
キャッチパーツの底を短縮。短くしすぎると抜け留めに引っかからなくなるので慎重に。私は短くし過ぎたのでABS板で修復しました(太矢印)。また、先ほどのアーム先端を削ってしまい残弾があるときも振動でキャッチがかかってしまう症状が出てしまったので、穴の下側にABS板を貼り付け修正しました(細矢印)。あとボルト&ワッシャーに干渉する部分をアール状に成形してます。ここも削り過ぎないよう注意。
これも抜け留め対策です。ボルトキャッチが上がりすぎるとパーツが抜けるのでスプリングの内側にステン棒を仕込みストッパーに。
組み立てて細部を調整したら完成です。
何度かテスト作動させた結果、レシーバーのリテーナーを支える部分がキャッチパワーに負けて変形してきます。そしてここが変形したら同時にリテーナーも前傾するよう変形します。これはもう素材の問題なので都度対処していくしかありません。私はリテーナーをモンキーレンチで後傾気味に戻し、矢印の隙間に0.2mmのシムを切り出した部材を接着してます。変形はある程度繰り返すと思われるのでそうなればシムを入れ替えていく予定です(ネジ切ってボルト埋めるのもアリですね)。
細い矢印がVFC純正でキャッチするポイント。見えにくいかもしれませんが斜めに薄く入っている痕がそうです。負荷が集中するのがわかりますよね。これだとすぐに変形しキャッチが掛からなくなるかキャッチがボルト内側に巻き込まれスタックします。
太い矢印が改修後のキャッチポイント。テコの原理でキャッチパーツを垂直に押し上げるため面で支えられます。しかもGHKは肉厚で素材もカチカチ。2〜30回キャッチテストしましたがほとんど変形なし。これでバリバリ遊べるMK18に生まれ変わりました。
同じ機構でもVFC HK416 gen2はここまでしなくとも長持ちしますがなんででしょうね。
疲れた。。。
これをどうにかしたいとずっと思ってましたが良いアイデアが浮かばず、そんな中GHKを手にしたことで転機が。GHKってCO2でガシガシ運用しても壊れる気配がないんですよね。VFCは材質の問題と機構自体の問題があり難敵でしたが、いっそGHKのガチムチマッチョな機構をまんま移植してやれと。
手間かかるので真似する方はいないと思いますが備忘録として日記をつけますので駄文ご容赦ください。
まずはVFCのリテーナーにGHKのキャッチをセットできるよう掘り込みます。後ろの羽はレシーバーの高さに合わせてカットしましたが2〜3mm残しても良かったかもしれません。
ボルトの頭の位置を高くするためワッシャーで底上げ。これはGHKパーツの抜け留め対策です。ボルトも長いのを準備します。パーツの動きを妨げないようワッシャーの外周はボルト頭と同じくらいまで削っています。
ひたすら現物あわせで当たる部分を削ります。ちなみに矢印の面は削ってはいけません。後述します。
肩の部分もカット、穴も少しだけ拡張。
キャッチパーツの底を短縮。短くしすぎると抜け留めに引っかからなくなるので慎重に。私は短くし過ぎたのでABS板で修復しました(太矢印)。また、先ほどのアーム先端を削ってしまい残弾があるときも振動でキャッチがかかってしまう症状が出てしまったので、穴の下側にABS板を貼り付け修正しました(細矢印)。あとボルト&ワッシャーに干渉する部分をアール状に成形してます。ここも削り過ぎないよう注意。
これも抜け留め対策です。ボルトキャッチが上がりすぎるとパーツが抜けるのでスプリングの内側にステン棒を仕込みストッパーに。
組み立てて細部を調整したら完成です。
何度かテスト作動させた結果、レシーバーのリテーナーを支える部分がキャッチパワーに負けて変形してきます。そしてここが変形したら同時にリテーナーも前傾するよう変形します。これはもう素材の問題なので都度対処していくしかありません。私はリテーナーをモンキーレンチで後傾気味に戻し、矢印の隙間に0.2mmのシムを切り出した部材を接着してます。変形はある程度繰り返すと思われるのでそうなればシムを入れ替えていく予定です(ネジ切ってボルト埋めるのもアリですね)。
細い矢印がVFC純正でキャッチするポイント。見えにくいかもしれませんが斜めに薄く入っている痕がそうです。負荷が集中するのがわかりますよね。これだとすぐに変形しキャッチが掛からなくなるかキャッチがボルト内側に巻き込まれスタックします。
太い矢印が改修後のキャッチポイント。テコの原理でキャッチパーツを垂直に押し上げるため面で支えられます。しかもGHKは肉厚で素材もカチカチ。2〜30回キャッチテストしましたがほとんど変形なし。これでバリバリ遊べるMK18に生まれ変わりました。
同じ機構でもVFC HK416 gen2はここまでしなくとも長持ちしますがなんででしょうね。
疲れた。。。